箱根リトリート×箱根ラリック美術館  ラリックアートを食で愛でる コラボレーションディナー・宿泊プランが初登場

Published On: 20-09-10Categories: コーポレート, プレスリリース
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箱根リトリート fore & villa 1/fは、箱根ラリック美術館とコラボレーションした、期間限定のディナー・宿泊プランを2020年9月18日(金)~2021年3月20日(土)に発売いたします。

URL: https://note.com/onkochishin_h/n/n10fee1508943

 

本コラボレーションは、箱根ラリック美術館開館15周年、ルネ・ラリック生誕160年を記念して開催される特別展「ドラマチック・ラリック」を機に実現いたしました。特別展では、メインの作品であるウォルト社の香水瓶5連作が展示され、アール・デコ時代にガラス工芸家として活躍したラリックのドラマチックな香水瓶の世界をご堪能いただけます。

箱根リトリートでは、展覧会の開催に合わせて「ラリックの横顔」をコンセプトに、ラリックの作品を代表する香水瓶の数々、華やかなパリの時代背景と、ラリックが愛したものやバックグランドをひとつのコース料理として表現し、ご提供いたします。キービジュアルとなるデザートの写真は、箱根ラリック美術館の協力のもと、実際の作品とともに撮影しました。

香水瓶をそのまま映したかのような華やかなデザートや、ジュエリー作家として活躍した軌跡を彷彿とさせる前菜、日本のアートからインスピレーションを受けたといわれるラリックの西洋と日本の融合を形にしたメイン等、ラリックの世界を五感で体感できるコースメニューとなっております。ラリックのドラマチックな世界を食でご堪能ください。

ラリックの世界を五感で体感できるディナーコース

【プラン概要】 完全予約制(1週間前まで)

●プラン名/料金

コラボレーションディナー :15,000円(消費税・サービス料別)
コラボレーション宿泊プラン:1名様29,600円~
(消費税・サービス料込み・入湯料別)

含まれるもの       :1泊・朝夕2食付き・天然温泉利用・
箱根ラリック美術館入館チケット

予約サイト:https://reserve.489ban.net/client/hakone-retreatfore/0/detail/359172

*1室2名様利用からご予約を承ります。
*夕食はコラボレーションディナーをご用意いたします。

●期間

2020年9月18日(金)~2021年3月20日(土)
※期間や内容は変動する可能性がございますので予めご了承ください。

<箱根ラリック美術館>

〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186番1
http://www.lalique-museum.com/

【4種の香水瓶のデザート詳細】

ラリックの代表作とも言えるウォルト社の香水瓶5連作からインスピレーションを受けたスイーツの中から「ダン・ラ・ニュイ」をモチーフとしたスイーツは箱根ラリック美術館内カフェ・レストラン「LYS(リス)」にて別途販売。それに続く4作品は箱根リトリートのディナーデザートプレートとしてそれぞれ再現されています。ディナーの最後を演出する美しい香水瓶を象るスイーツをぜひお楽しみください。

ウォルト社の香水瓶5連作

ウォルト社の香水瓶5連作 左から
「ダン・ラ・ニュイ」(真夜中に) 1924年
「ヴェール・ル・ジュール」(夜明け前に) 1926年
「サン・アデュー」(さよならは言わない) 1929年
「ジュ・ルヴィアン」(私は戻ってくる) 1931年
「ヴェール・トワ」(あなたのもとへ) 1933年

香水瓶をイメージしたスイーツ5品

■「ヴェール・ル・ジュール」

オレンジクリームのチーズフロマージュで球体を表現。中に入っているオレンジと蜂蜜のムースとグレープフルーツのジュレが酸味を演出し、食べ進めるたびに何度も違う美味しさをお楽しみいただけます。
鮮やかな色のグラデーションを出すためグレナデンシロップで色付けし、仕上げにマカロンを添えています。

■「サン・アデュー」

鮮やかなグリーンのメロンの果肉入りゼリーと底に入ったココナッツプリンがマッチする、メロンのジューシーさが引き立つ華やかな味わい。蓋の部分の球体にはベルガモットのボンボンショコラ、チョコレートシートの間に抹茶のガナッシュをサンドした、繊細でアーティスティックな一品です。

■「ジュ・ルヴィアン」

鮮やかな青を演出するグレープフルーツとブルーキュラソーのグラニテ。トップには口の中で弾けるポッピングキャンディーをちらし、グレープフルーツの爽やかさをより一層引き立てます。

■「ヴェール・トワ」

マンゴーとパッション・バナナのムースの上に、ルイボスティーと桃のコンポートゼリーを層にし、その上に果肉感たっぷりのジューシーな桃のコンポートをトッピング。白ワインゼリーが大人な味わいを演出した5層の贅沢なスイーツです。

【ディナーメニュー詳細】

※季節によってコース料理の内容が変更になる可能性がございます。

 

アミューズ(amuse)

1.jewelry 前菜(premier)

庭園野菜の宝石テリーヌ

16歳のラリックは、父の死をきっかけに宝飾職人に弟子入りし、アーティストとしての人生をスタート。彼がデザインした数々のジュエリーにちりばめられた宝石や七宝のような、豊かな色彩をまとう透明感のある野菜のテリーヌ。ホタテの出汁を使いゆっくりと1日ねかすことで、野菜の彩りをより鮮明に表現。仕上げにお皿にあしらわれた美しく濃厚なベジタブルゼラチンとともに味わって。

2.green サラダ(deuxieme)

サラダ菜の冷製グリーンスープ ハーブオイルをかけて

ラリックの作品の主要なモチーフは植物や昆虫など「自然の世界」だった。緑豊かな地域で育った彼にとって自然は永遠のインスピレーションの源であり、創作意欲を刺激し新たなイメージを与え続けた。

そんな自然の恵みをたっぷり使ったセルフィーユとバジルの濃厚でクリーミーなグリーンスープ。

3.japonisme 魚料理(poisson)

スズキの山椒味噌焼き 青海苔風味のジャポニスム仕立て

19世紀後半の欧州でジャポニスムが沸き起こり、浮世絵や日本独自の芸術感が西洋の人々に衝撃を与えた。

若き日のラリックもその影響を受け、数々の作品にその片鱗が見て取れる。日本の海の幸をフレンチ風にアレンジし、日本の伝統である味噌と山椒を効かせて。フランスと日本の歴史的な出会いをお皿の上で表現。

4.viande 肉料理(viande)

スザンヌの得意料理 ブフ・ブルギニョン

ラリックの人生を語る上で欠かせない女性、愛娘の「スザンヌ」。彼が最も信頼し、意見を求めたのも彼女だった。スザンヌは手間暇かけた食事を作り、ラリックを支え続けた。そんな彼女の得意料理である子牛をブルゴーニュの赤ワインで煮込んだ一品をメインディッシュに。フランスの郷土料理でもある王道の一皿。

5.perfume デザート(dessert)

4種の香水瓶のデザート

目には見えない香りの魅力をドラマチックな香水瓶のデザインで表現したラリック。美しく繊細な意匠に物語が込められた香水瓶は、様々な想いを代弁する贈り物として愛されてきた。愛や祈りをまとったウォルト社の香水瓶をスイーツで再現。本物の香水の香りに想像を巡らせながら召し上がれ。